久留米工業大学 ニックネーム:モモス
久留米工業大学工学部のモモスです。
「紅茶専門店TEAROOM TAURET(ティルーム タウレト)」店主の江﨑美喜さんに取材しました。
私自身、紅茶収集が趣味なので、魅力をしっかり伝えていきます。
えりすぐりの紅茶を堪能
ゆめタウン久留米横の川沿いを南に歩いて徒歩約5分。
左手に見えてくるのが、入り口のランタンがおしゃれな「紅茶専門店TEAROOM TAURET」です。
白と赤を基調とした建物や、入り口前に置かれた観葉植物が印象的な店です。
「紅茶専門店TEAROOM TAURET」入り口
店内は店主のアレンジ
江﨑さんは元設計士。内装は、自分でアレンジして作りました。
カウンターには観葉植物や花が
店内でも落ち着いて紅茶を楽しめます
茶葉や器具がズラリ。左にはフレーバーティー、右には紅茶が置かれています
名前にもこだわった店
江﨑さんに接客時に意識していることやおすすめの紅茶など、話を聞きました。
Q:江﨑さんは接客時、どのようなことを意識していますか?
A:お客さんそれぞれに紅茶の香りや味の好みが違うので、相談しながら好みに寄り添えるような接客を心がけています。
Q:紅茶はどのような味が好みですか?
A:紅茶は甘めが好きです。
Q:江﨑さんオリジナルの紅茶でおすすめを教えてください。
A:「新緑」という若葉のようなイメージの紅茶です。
ミントやダージリン、ジャスミンなどを配合して作りました。
Q:「TAURET(タウレト)」とはどんな由来があるのですか?
A:「TAURET」は、エジプト神話に出てくる妊娠したカバの神様です。
私の好きな動物がカバであることや、店の近くに川が流れていること、紅茶に水が使われていることから縁起がいいのでは、と考えました。
この名前に決定した後に気がついたことですが、TAURETの文字をよく見ると「T」「E」「A」の文字が入っているんです。
オススメの紅茶3選
店にある紅茶で江﨑さんおすすめの3選を聞きました。
スッキリとした味わいのNuwara Eliya(ヌワラエリア)
ヌワラエリアはスリランカが産地。
収穫時期は通年ですが、クオリティーシーズン(良い紅茶が採れる期間)は1~2月と6~7の年に2回となっています。
水色(紅茶の色)は薄いオレンジの色をしていますが、渋みが強く、程よいコクを感じられるのが特徴的です。
渋みが特徴のDimbula(ディンブラ)
ディンブラはスリランカが産地。
ヌワラエリアと比べ、やや標高が低い地域で茶葉の栽培をされています。
収穫時期は通年とされていますが、クオリティーシーズン(良い紅茶が採れる期間)は、1~3月の年に1回となっています。
水色(紅茶の色)は赤褐色の色をしており、渋みやコクも強く、味わいのあるのが特徴的です。
ベリーの甘い香りを楽しめるFil Rouge(フィルルージュ)
フィルルージュは、イチゴの葉やハイビスカスなどをブレンドしたベリーの甘い香りが特徴的なナチュラルフレーバードティーです。
フレーバードティーとは、果皮や花びらを使った紅茶のこと。華やかさやフルーティーな香りを楽しめます。
江﨑さんが入れたディンブラ
「ディンブラ」という紅茶をいただきました。
ディンブラ特有のほのかな渋みがとても飲みやすく、美味しかったです。
紅茶は蒸らす時間で渋みが変わります。江﨑さんが特有の渋みや甘みを最大限に引き出せるよう、日頃から研究していることが分かりました。
一度で学べる紅茶教室
紅茶教室を開催しています。現在は新型コロナの影響で大人数で行うことはできませんが、家族や友人など少人数による依頼は受けています。
午前10時~12時の間で実施。ホットやアイス、チャイの作り方を実践し、紅茶を入れた後に菓子を食べながらティータイムを楽しめます。
まとめ
「紅茶専門店TEAROOM TAURET」を紹介しました。
江﨑さんの紅茶に対するこだわりやお客さんに対する丁寧な対応、心持ちに触れることができ、とても良い経験になりました。
紅茶を飲んでみたい人や、江﨑さんのオリジナリティーに興味のある人は、一度足を運んでみてください。
「紅茶専門店TEAROOM TAURET」
住所:〒839-0861 福岡県久留米市合川町1004-2
電話番号:080-3371-6793
https://tearoom-tauret.business.site/