久留米信愛短期大学 ニックネーム:R.K
久留米信愛短期大学フードデザイン学科2年の R.K です。
将来は管理栄養士の資格を取得し、高齢者のためのソフト食の開発に携わりたいと考えています。大学では食材についての知識を深めるために勉強しています。
本学科で取り組んでいる「フードプロジェクト」の一環で、JAくるめと協力して久留米産の農産物を使ったレシピを考えました。皆さんに久留米産ホウレンソウの良さをもっと知ってもらうために、JAくるめの広報誌「With You」にも掲載された簡単レシピを紹介します。
久留米市の農産物をレシピと一緒に紹介
久留米の「ホウレンソウ」について、JAくるめ総務企画部 企画広報課 竹島 翔吾さんに伺いました。
ホウレンソウの生産量は、久留米市が県内トップです。
JAくるめ管内では、62人の生産者によって栽培されています。
甘味を凝縮した濃い緑色の葉が、久留米産ホウレンソウの特長です。
ホウレンソウは、緑黄色野菜の中でも特にβカロテン、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、鉄などの栄養素が含まれており、冬に収穫されるものにはビタミンCも豊富。収穫前にあえて冬の寒さにあてた「寒締め」を行うことで、甘味や栄養価を上げる工夫もされています。
ホウレンソウを日頃から食べることで貧血予防や多くの栄養素を摂取できるだけでなく、様々な料理に利用できることも魅力の一つです。
レシピ紹介
カレー風味ホウレンソウのパイ包みの作り方を紹介します。
材料
材料(2人分)
・ホウレンソウ…50g
・じゃがいも…1個
・ベーコン…1枚
・シメジ…1/4パック
・油…少々
・塩…少々
・胡椒…少々
・カレー粉…小さじ1/3
・牛乳…100cc
・コンソメ顆粒…2g
・冷凍パイシート…1/2枚
作り方
(1)ホウレンソウはゆでて水気を切って、4cm長さに切っておく。じゃがいもは皮をむき、1cm厚さの輪切りにしてゆで、柔らかくなったらゆで汁を捨てつぶしておく。
(2)ベーコンは1cm幅に切り、しめじは石づきを取り除く。玉ねぎは薄く切る。
(3)鍋に油を熱し、(2)を入れ炒める。しんなりしたら、塩、胡椒、カレー粉で味をつけ、(1)と牛乳、コンソメ顆粒を加えて混ぜ合わせ、とろみがつくまで加熱する。
(4)耐熱性の容器に(3)を注ぎ入れ、薄く伸ばした冷凍パイシートを上から被せて、230度のオーブンで約10分、きれいな焼き色がつくまで焼く。