久留米工業高等専門学校 ニックネーム:よっしー
久留米工業高等専門学校材料システム工学科のよっしーです。
筆者の作品
花や木などの自然が好きで華道部に所属しています。
友人とおいしいものを食べに行くのが趣味で、食べ物巡りをしています。
本格的な鉄板料理を久留米で
今回紹介するのは【本格鉄板 六ツ門家】です。
久留米シティプラザの横にあります。
こだわりが詰まったメニュー
店内には店主の畠中智志さんの鉄板焼きへのこだわりが。読んでいるだけでお腹が空いてきます。
低価格で楽しめる豊富なランチ
ディナーも手頃な値段で楽しめます
ランチは驚きの全て650円。ディナーは財布に優しい価格設定です。
店主の心遣いが感じられます。
たくさんの人が集う場所に
良心的な価格でアツアツの鉄板焼きを食べられる「本格鉄板 六ツ門家」。
こだわりや思いを店主の畠中さんに聞きました。
インタビューの様子
Q.久留米で店をオープンしようと考えた理由は?
A.元々、久留米でフリーランスの店長を数回経験しました。
その時にちょうど父が亡くなったり、自分がもっとやりたいことをして「たった一回きりの人生を、後悔しないように」と思い、
店を自分で開こうと決意。
博多が中心の鉄板焼きを久留米の人にも知ってもらいたいと思い、オープンしました。
Q.店名の由来は?
A.ありきたりではなく、土地の名前を必ず入れたい、
「家」のようにアットホームな店を運営したいという二つの理由で「六ツ門家」という名前にしました。
Q.店のこだわりは?
A.うちは基本的にカジュアルです。高齢者から若者、小さな子どもまで誰でも利用できるようにしています。
アルコールはビール一杯から、鉄板焼なら一枚からでもかまいません。
「本格鉄板」と掲げているからこそ、基本的には鉄板に絡めて何かしらしたいと。
今後出していくメニューも、鉄板焼きのスタイルにこだわっていきます。
可能な限り安く提供しています。
ランチも結構安いですし、値上げもしていません。
コロナの影響で財布事情が結構きついと思うので、
「仕事帰りにお父さんのお小遣いでもちょっと飲めますよ」ぐらいで、可能な限り安く出したいなと。
それから味噌ですね。
鉄板焼きなので、辛子味噌を用意しているんですけど、実は食材自体はスーパーでも買いそろえられるんですよ。
身近な材料ですが、店の命と言える味噌なので、配合にはこだわっています。
あと、キャベツの切り方。丸いキャベツを横にパーンと切ります。
上の柔らかいところは芯が部分はあまり固くないので、そのまま使いますが、下の部分は手ちぎりで。
それはこだわってる部分です。大きくて太い芯は入れない。
調子がよくても一玉切るのに10分ぐらいかかります。
1日に使うキャベツは6玉ぐらいで、仕込みだけで1時間近くかかりますね。
Q.おすすめメニューは?
A.お客さんに勧められないものはありません。基本的におすすめと聞かれたら、「全部」と言っています。
でも店に初めて来る人には、絶対に「豚辛子味噌鉄板」は食べてほしいですね。
ほかの鉄板焼き屋さんを知っている人にも、うちを評価してもらえるかな。
2番目に挙げるなら当店発祥の「鶏わさび鉄板」。にんにくが苦手な人でも食べてもらえる一品です。
Q.店をやっていて良かったと思う瞬間は?
A.オープンからずっと来てくれる人とか、別の店に来てくれた常連の人とか。
5年ぐらいの知り合いの人もさっきたまたま来てくれて。
学生時代のバイトの友人や私が就職した後に関わった子たちが「久留米に来たから」と言って、ここに寄ってくれます。
以前店長をしていた時の店のスタッフやうちを卒業した子たちが年に1・2回顔を出して、みんなでここに集まってくれたりとか。
その時はやっていて良かったなと思います。
ここで仲良くなったお客さんも結構いて、そういう人たちがまた誰かを連れてくれるとか。その時は嬉しいですね。
一番遠い人だと大阪の人とか。4か月に1回ぐらい来てくれます。
Q.今後やってみたいメニューは?
A.元々居酒屋出身なので、居酒屋メニューは出していきたい。鉄板と絡ませた焼きそばとかやってみたいですね。
高級なものや凝ったものを前は出していたんですけど、うちの店にはあまり合わないかな。
どちらかというとワイワイしてもらえて皆でつつくものとか温度差のあるもの。
例えば、下は熱い鉄板なのに、ドライアイスが乗っていてすごい演出してくるとか。
あとは、卓上で焼肉とか。ただ、焼肉は空気を吸う機材が必要になるので、卓上でちょろっとできるぐらいのもの。
ステーキをある程度キッチンで焼いてきて、卓上で最後仕上げてもらうとか。そういう形を考えています。
Q.店長のモットーや座右の銘は?
A. 私が就職してから心がけてるのは、“初志貫徹”です。
基本を振りかえることは忘れないようにしてます。
マンガ「こち亀」の両津勘吉がとても好きで、わかっちゃいるけどやめられないが座右の銘です。
なので、毎日店をやっているんですよね。今年に入ってまだ一日も休んでいません。
来店した時間が閉店時間の間際でも私は入れちゃうんですよ。そのあと疲れるのも分かっているのに。
ラストオーダーからだいぶ過ぎてたら別ですけど、
ギリギリなら入れちゃおうっていうタイプです。
体力が続くうちはやってやろうかなと。そういうところですかね。
あと「うまい」って言ってもらえるものを出していきたい。
こだわりの鉄板焼きを二人三脚で
鶏や豚を使ったアツアツの鉄板焼きを食べられる【本格鉄板 六ツ門家】を取材しました。
店主の畠中さんと奥さんが、二人三脚で店を営業している姿が印象的でした。
「お客さんに、うまいと思ってもらえるような鉄板焼きを作りたい」という思いが、
こだわりや、お客さんに優しい価格設定に繋がっているように感じました。
ランチは満席になることがほとんどだそう。
早めの時間帯に店に行くことをオススメします。
本格鉄板 六ツ門家
住所:〒830-0031福岡県久留米市六ツ門町22-27
電話番号:0942-48-1094
営業時間:ランチ 11:00~15:00(ラストオーダー 14:30)
ディナー 17:00~21:30(ラストオーダー 21:00)
(日曜日はランチ営業のみ)
instagram:https://www.instagram.com/mutsumon_ya/