久留米信愛短期大学 ニックネーム:りゅうき
久留米信愛短期大学フードデザイン学科2年のりゅうきです。栄養士資格取得に向けて勉強しています。
将来は、飲食店を経営したいと思っています。
環境部に取材
資源循環推進課3R推進チームの濵岡純子さん(写真右)と別府美咲さん(写真左)に、久留米市の食品ロスに対する取り組みを取材しました。
資源循環推進課の取り組み
主に家庭から出たごみの収集や、ごみの減量・リサイクルを推進する仕事をしています。
家庭から出される「燃やせるごみ」の約3割が「生ごみ」なので、生ごみの減量に力を入れています。
生ごみが減ると、燃やせるごみを出す回数や重さも減り、いつものごみ出しが楽になります。
さらに、ちょっとだけ手間をかけて堆肥にすることで、野菜づくりやガーデニングに利用できます。
生ごみ減量のポイントは、以下の6点です。
1.買いすぎない
2.捨てないで使い切る
3.エコ・クッキングを実践する
4.作りすぎない・食べ残さない
5.生ごみの水切りをする
6.生ごみや落ち葉などの堆肥化を実践する
食品ロスの現状
食品ロスとは、「まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物」のことです。
食べきれずに残してしまった調理済みのものや、賞味期限・消費期限が切れてしまったものなどが捨てられています。
日本では、年間に約570万トンもの食料ロスがあります。国民1人当たりお茶碗1杯分のごはんが毎日捨てられていることになります。
僕は飲食店でアルバイトをしていますが、食品ロスを減らすために商品として提供できない食材は、まかないを作る際に工夫して使っています。
また、買い物の時、コンビニなどで「てまえどり」のステッカーを見かけたこともあり、商品は手前から買うように心がけています。
エコクッキング『野菜の使いきりレシピ』を紹介
久留米信愛短期大学フードデザイン学科の学生が、食品ロスをなくすために考案した「野菜の使いきりレシピ」を紹介します。
大根の保存方法
大根1本を使い切るために、スライス、角切り、薄切りなどに切り分けます。
それぞれ保存袋にいれて冷凍保存します。
こうしておけば、いつでも、煮物やお味噌汁に活用できます。
大根ぎょうざの作り方
冷凍大根のスライスを皮にした、「ヘルシーぎょうざ」です。
◎材料と分量(2人分)
・冷凍スライス大根 16枚
・豚ひき肉 160g
・塩・こしょう 少々
・片栗粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
・水 50ml
( a )
・キャベツ 80g
・にら 40g
・すりおろし生姜 小さじ2
・すりおろしニンニク 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1
・オイスターソース 小さじ2
・ごま油 小さじ2
◎作り方
(1)大根は、薄くスライスし冷凍したものを解凍する。
(2)キャベツとにらは、粗みじん切りする。
(3)豚ひき肉に塩とこしょうをいれて、粘り気が出るまでよくこねる。
(4)よくこねた豚ひき肉に(a)を入れてよく混ぜる。
(5)大根に片栗粉を振りかける。
(6)タネを16等分にして、大根の上半分に置き包む。
(7)フライパンを熱し、サラダ油を敷いてぎょうざを並べる。
(8)焼き目がついたら裏返す。
(9)フライパンに水を加え、弱火でフタをして蒸し焼きにする。
(10)フライパンの水がなくなったら完成。
エコ料理の作り方を動画で紹介
久留米市の環境ポータルサイトecocoの動画コーナーで、エコ料理の作り方を分かりやすく紹介しているのでぜひご覧ください。
「大根ぎょうざ」https://youtu.be/uOH6fgcNn6o
「キャベツ丸ごとロールキャベツ」https://youtu.be/PnMFF2DY35Q
「お好みやき」https://youtu.be/wT9CL2uaSFghttps://youtu.be/wT9CL2uaSFg
「野菜たっぷりコンソメスープ」https://youtu.be/CJNRhxBYLtw
「チラカラス様のオレ流お買い物術講座」https://youtu.be/K0aQ0Py-lc4