久留米信愛短期大学 ニックネーム:しまじろう/ジャム2
私たちは、久留米信愛短期大学幼児教育学科2年のからだあそび研究会です!
からだあそび研究会は、本学独自のカリキュラム「チャイルドプロジェクト」の一つで、子育てに関する課題について、自分の興味・関心のある分野からテーマを選んで研究に取り組みます。地域と連携・協働するフィールドワークを通じて、保育者として地域に貢献していくために必要なことを学んでいます。
自治体子育てランキング九州第一位の秘密に迫るシリーズ 第2弾
久留米市は、全国の市及び東京23区を対象に「子育てのしやすさ」について評価した「ヒト・モノ・カネで見る『自治体子育てランキング』」で、九州第1位、西日本では第2位にランクインしています。
私たちは保育者を目指して現在、久留米信愛短期大学幼児教育学科で学んでいます。このシリーズでは、久留米市の子育てのしやすさの秘密を探るべく、市役所や市内各所にある子育て支援施設に取材をしていこうと思います。
久留米市の子育て支援施設を現地取材しました
第2弾は、久留米市の子育て支援施設「子育て交流プラザくるるん」に行ってきました。
理事長の福田桂子さんとスタッフの下川さんにお話を伺いました。
くるるんは、西鉄久留米駅横の商業ビル「リベール」の5階にあり、久留米市より委託を受けた「NPO法人子育て支援ボランティアくるるんるん」が運営しています。
入口には、とても可愛い壁紙が装飾されており、ボランティアの方の明るく優しい笑顔で迎え入れてくださるので、とてもアットホームな温かい雰囲気を感じました。また、実際に利用されているみなさんもとても楽しそうで穏やかな印象でした。
くるるんは、親子が気軽に立ち寄って遊べるだけでなく、ふれあいベビーマッサージや子育てセミナー、子育て健康相談、離乳食相談など様々なイベントが定期的に行われています。「みんなでおしゃべり会」というイベントでは、市外から引っ越してきた親子を対象として、保護者同士の交流が広がるようにサポートしたりしています。また、一時預かりでは、保育士が責任をもって子どもたちを預かってくれます。
「くるるん」の取り組み
現代では親子の孤立化によって悩みを誰にも話せず不安を抱えてしまう保護者が多くいます。そこで、くるるんでは保護者の不安や悩みに寄り添い、一時預かりでリフレッシュしてもらうなど、子育ての不安や負担を少しでも楽になるようサポートされています。最近では、お母さんだけでなくお父さんの参加も増えてきているそうです。「プレママプレパパセミナー」では、これからお母さん、お父さんになる方を対象にした妊婦体験・沐浴体験にも取り組まれています。
「くるるん」の施設見学
くるるんは、30代から80代まで幅広い世代で85名のボランティアさんが活動されていて、保護者に寄り添っています。誰でも気軽に立ち寄ることができ、ボランティアの方の沢山のサポートがあるため安心して子育てを行えるとてもいい施設だと感じました。