久留米でいきいき!!無農薬野菜を作る江崎さん

聖マリア学院大学 ニックネーム:あさ、N

江崎さん(1) (2)

聖マリア学院大学4年のあさ(写真中央)とN(写真右)です。
私たちは、大学で看護師や助産師を目指して勉強しています。

久留米市の魅力について調べたところ、市ホームページに「久留米市は県内一の農業生産地であり、九州一の大河筑後川と緑豊かな耳納連山に育まれた筑後平野の肥沃な大地のもと、米麦大豆、野菜、果樹、種苗苗木類、花き、酪農、畜産など多種多様な品目が生産されています。」と記載されていました。
そんな農業は、久留米の大きな魅力だと感じ、生産者に久留米野菜の魅力や野菜作りに対する思いをインタビューしました。

インタビューにご協力を頂いたのは、市内で無農薬野菜を栽培している江崎さん(写真左)です。

無農薬野菜を作り始めたきっかけ

きっかけは、定年退職後の趣味と健康維持のために身体を動かしたいと考えてとのことでした。
畑を耕す作業以外は全て手作業で行い、無農薬にこだわって一つ一つ野菜を丁寧に育てられています。
季節の野菜を一年栽培されており、訪問した12月は、白菜、大根、ほうれん草など15~16種類の野菜を育てていました。畑にはたくさんのみずみずしい野菜が元気に育っていました。

江崎さんの野菜

野菜を作る喜び

江崎さんは「野菜を作る喜び」を4つ挙げてくれました。

1つ目は、採れたての野菜を食べることができること。
2つ目は、作った野菜を近所の人にお裾分けし、喜んでもらえること。
3つ目は、野菜を作り育てることが、自身の癒やしの時間となっていること。
4つ目は、野菜作りは種蒔きの段階から収穫まで携わることができること。

会社で働いていると担当の仕事のみをやることが多いですが、農業は種まきから収穫まで、最初から最後まで携わる喜びがあります。野菜は手をかけた分だけよく育つ。「野菜作りは子育てのようなものだよ」とのことでした。

豪雨対策について

近年、毎年のように久留米市内では豪雨による冠水被害が発生していますが、江崎さんの畑は大雨の被害を受けていません。
「もし皆さんが畑で野菜を作ろうと思ったら、河川や氾濫警戒地域情報(ハザードマップ)などをよく見て、その土地のことを事前に調べておくと良いですよ」とアドバイスをいただきました。

久留米の採れたて野菜を使ったおすすめ料理

調理師の免許を持っている江崎さんに、久留米の採れたて野菜を使ったおすすめ料理を伺いました。
「今の時期は寒いので、野菜で鍋を作ると美味しいですよ」とのこと。お孫さん達には、カブやブロッコリーを使ったクリームシチューが大好評だそうです。

江崎さんからのメッセージ

野菜作りを通して、その土地に親しみが生まれ、農業が分かるようになります。特に久留米は県内でも農業が盛んな地域なので、久留米の農業に対する理解を深めていってほしいです。

江崎さんブロッコリー

江崎さん野菜

江崎さん収穫

今回、インタビューの中で「野菜作りは、最初から最後まで携ることができる」というお話が印象的で、江崎さんの野菜に対する愛情が伝わってきました。
また、野菜作りの魅力を知ることができました。
スーパーなどで買い物をするとき、久留米でとれた美味しい野菜を選ぶことで、久留米産野菜の消費量を増やしていきたいと思いました!

(C)久留米シティプロモーション

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